- トップページにもどる
- 神々の御神徳
三神教会の御祭神
神々の御神徳
私たちは普段神様の存在をあまり意識することなく生活しています。心の奥深いところでは私たちの考え方や行動を規定している「何か」があるのではないでしょうか。
大国主大神
「ダイコク様」と親しまれ、古事記、日本書記など多くの文献に見られるように「国土神」「福の神」「縁結びの神」「商売繁昌の神」「医療・医薬の神」「農耕の祖神」「温泉の祖神」「醸造の神」として広く敬愛され、各々の御神徳により多くの名前をお持ちになる神様です。
「因幡の白兎」の神話では大変心優しき神様であり、幾多のご難や試練の後、少彦名神と共に日本国葦原瑞穂国を造り固め(国土経営)、やがて「国譲り」されました。ご神徳により多くの名があり、日本書記に神素戔鳴尊の六世孫。またご自身のお子神様には八重事代主神 建御名方神 阿遅須伎高孫根神など多くの神様がいらっしゃいます。
幽冥主宰大神
大国主大神様は、国の肇に先立って天照大御神から「幽顕の神勅」を受けられ、幽冥主宰の神となります。
よって、「神事」「幽冥の世界」「精神世界」を治めることにより、人々の苦しみを救いくださる神様として知られております。
八重事代主大神
「辞代主神」「恵比須様」とも呼ばれ、「商売繁昌」「家庭円満」「豊作、豊漁、水産海運」「呪言」の神と親しまれ、大国主大神の御子神様といわれています。多くの御神徳があり、また天皇系譜との結び付きが強く、宮廷祭祀を執り行う皇室御坐八神の一神で「託宣の神」でもあります。
天照大御神
「記紀」では、伊邪那岐神が「筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原」で穢れを祓い禊をした時、左の目より生まれます。「日の神」「太陽神」「天照大日孁尊(あまてらすおおひるめのみこと)」ともいわれ伊勢神宮では内宮の主祭神であり、皇室の祖神で多くの御神徳をお持ちになり「五穀豊穣」「産業振興」「開運招福」を司る神様です。
天御中主大神・高皇産霊大神・神皇産霊大神
「記紀」によると、天地の開闢のとき初発に発現される神で、宇宙根源の神、造化三神の神とも呼ばれています。『天御中主大神』は天(高天原)の中央に座する主宰神。
『高皇産霊大神』は高木神ともいわれ、生命生成息吹を司り、「出雲国神賀詞」では「神王高御魂命」と記されています。『神皇産霊大神』は産霊力・農耕・生産を司るとされ、「出雲国風土記」では神魂命といわれ出雲大社大宮創建のときに造営を行ったとも記されています。
神素戔鳴大神
「記紀」によると、黄泉の国から帰った伊邪那岐神に「筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原」で穢れを祓い禊をしたとき鼻より生まれ「海原」を治めよと命じられます。しかし、母である伊邪那美神にどうしても会いたくなり、母のいる国に向う前に暇乞いのため、姉である天照大御神に会いに高天原へ上ります。
その後、高天原を騒がせた為、地上に追放されます。地上は出雲簸之川上に降り「八岐大蛇」を退治し国土を治めたと記されています。「国土経営」「産業振興」「災厄守護」「森林治山・開拓護岸」「農耕」「酒造」「縁結び」の神として親しまれています。
大物主大神
「記紀」によると、大国主大神(大己貴神)は少彦名神が去った後嘆き悲しみ、大海原に向かって一人国造りに思い悩んでいたとき海を照(光)らせてより来る神があり、大国主大神(大己貴神)の「幸魂・奇魂」で大和の三諸山に座す神であった。自分を斎きつ祭れば助けようと申し出た神が大物主大神である。
「商・工・農の産学開発推進」「縁結び」「学問」「治病・製薬」「禁厭・方除け・厄除け」「陸海空運守護」の神といわれています。出雲国造神賀詞では「大物主櫛甕玉神 」とも記されています。
龍蛇神
神無月に日本中の神々が出雲に参集される時多芸しの小浜(稲佐の浜)で出迎えられ、神々を出雲大社へ先導する神。ご神徳は火難、水難除けの神で、福を授ける神でもあります。
産土大神
生まれた土地(先祖の発祥地)や居住の地を守護する神様です。